- 不良発生要因の究明、是正
- 工程内保証強化
- プラスチックの使用量減および廃プラスチック類のリサイクルの促進
サステナビリティ
ダイヤメットでは、持続可能な社会の実現に向けて、環境(Environment)、社会(Society)、ガバナンス(Governance)の観点から活動方針を定めております。「粉末冶金の技術で、より豊かな社会を創造する」という想いを原点に、当社にできることを常に考え、環境・社会との共生に取り組んでまいります。
私たちの目指す姿
ダイヤメットが誇る粉末冶金法は、素材を余すところなく利用できる環境に優しい製法です。環境保全が人類共通の課題となっている今、グローバルに焼結製品を提供している当社には、大きな使命があると強く感じております。これからも製品やサービスの提供による新たな価値の創造により、SDGsに代表される社会課題の解決に貢献すべく、事業活動を展開してまいります。
当社の事業活動を通してステークホルダーの皆さまとの信頼関係の構築に努め、企業価値を向上させることで、持続可能な社会の発展に貢献していくことをお約束します。
重要課題(マテリアリティ)の特定
ダイヤメットは、社会及びステークホルダーの関心や社会課題を認識するとともに、当社の経営への影響を踏まえ、優先的に取り組むべきESGにおける7つの重点課題(マテリアリティ)を特定しました。今回特定したマテリアリティの重要性を認識したうえで、課題解決に向けた実効性のある経営、事業活動に取り組んでいきます。
また、重要課題(マテリアリティ)の特定は、2015年9月に「貧困に終止符を打ち、持続可能な未来を追求する」ことを掲げて国連総会で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)への理解と対応が不可欠であると認識しています。SDGsが掲げる17のゴール、169のターゲットと重要課題の関連性を検証し、それぞれの重要課題にSDGsを位置付けることで、当社は広く社会課題の解決に貢献してまいります。
重要課題(マテリアリティ)の特定プロセス
当社の重要課題(マテリアリティ)は、以下のプロセスで決定しました。
STEP1課題の抽出 | 各種国際基準やESGに関する外部評価、ステークホルダーを含めた社会からの要請事項を分析し、マテリアリティ候補となる30項目を抽出。 |
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STEP2課題の優先順位付け | 抽出した課題をもとに、社内外のステークホルダーへのアンケートや当社への期待・ 要請などを分析し、「ステークホルダーへの影響」と「当社への影響」の2軸で優先順位を決定。 |
STEP3重要課題の検証・決定 | 経営会議にて、選定された優先的な課題の内容審議および妥当性の検証を行い、当社の重要課題(マテリアリティ)を特定。 |
ダイヤメットの重要課題と取り組み
ダイヤメットでは、持続可能な社会を実現するため、7つの重要課題を選定し、徹底的に取り組んでいます。
環境 - Environment –
温室効果ガスの削減
- 老朽化設備の更新・合理化投資
- 工場稼働率の向上
- 生産設備集約
- 再生可能エネルギーの活用
工場におけるエネルギー効率の改善、使用量の削減
- 高断熱材の利用による熱放出ロスの削減
- 老朽化設備の更新・合理化投資
- 工場稼働率の向上
- 生産設備の集約
- 高効率設備の導入
- 再生可能エネルギーの活用
資源利用効率の向上
- 不良率を削減する
- 廃プラスチック類の廃棄量を削減する
社会 - Society –
製品の安全性、最高品質保証
- 製品事故0件を達成する
- 顧客重大クレーム0件を達成する
- 社内品質ルール、品質情報の周知
- 品質保証オペレーションの高度化
- 不良率の改善(「資源利用効率の向上」と同様の取り組み)
労働安全衛生の強化
- 労働災害件数(休業・不休業)0件を達成する
- 復職時の産業医面談を100%実施する
- 経験の浅い(3年未満)社員対して安全教育の実施
- 危険体感教育の実施
- 安全環境部会、安全衛生委員会の毎月開催
- 安全衛生パトロールの毎月実施
- 防災訓練の毎年実施
- 復職時の産業医面談の100%実施
持続可能なサプライチェーンの構築
- 紛争鉱物調査並びに環境負荷物質についての調達先調査の100%実施
- 取引先(顧客)からの調査依頼対応100%実施
- 前述の結果を受けての、代替品使用の検討及び実行プラン策定、及び実行
ガバナンス - Governance –
コンプライアンス経営の推進
- 各種法令等遵守教育の実施
- 労働安全衛生法、独占禁止法、下請法、外為法、廃掃法、品質関連、ハラスメント防止関連、情報セキュリティ関連 等
地域社会への取り組み
本社を構える新潟市を中心に、地域社会活動へ積極的に参画しております。
地域の皆様とのコミュニケーションを大切にしながら、誇りに感じてもらえる企業を目指し続けます。
・地域の夏祭りへの参加・協賛
・近隣の自治体・自治会・学校の工場見学受け入れ
・交通安全運動の参加
・周辺道路の清掃